「キャリア教育研究会」は、ボランティア団体です。
「職業人(一般社会で楽しく熱心に働いている方々)」や学校の先生に協力して頂き、子どもたちに「夢授業」を提供しています。
「夢授業」では、”どんな職業なのか”や”働くことの意義”などについて、
子どもたちと「職業人」が双方向に語り合える時間となっております。
2013年、北九州市立萩原小学校の卒業を控えた6年生を対象に、中学入学に向けた単発授業として、学校の先生方と企画したことが始まりです。
授業実施後、子どもたちの喜びの声や学校の先生の前向きなお言葉を頂き、翌年に学校長が異動された上津役小学校でも実施することになりました。
その後、他の学校からもたくさんのお声掛けを頂くようになり、より多くの学校でより多くの子どもたちに「夢授業」を開催できるようになりました。
各地域の「夢授業」をこれまで以上に活性化すべく、北九州のみならず多くの地域で研究会が立ち上がって動いています。
子どもたちへよりよい社会を作るのが大人の役割だと思います。
現在の日本は世界的に見ても自殺大国、この国のこれからを考えたときに、子どもたちの心を耕し、そして希望の種をまいてあげることが、この社会を変えていくことだと信じ集まった大人たちが、思いを寄せてボランティアで運営しています。
社会がより良くなるためには、制度や法律も必要ですがそれを作る、「人をつくる」ことが大切だと思っています。