キャリア教育研究会は、
子どもたちに将来の夢や希望を持ってもらうための『夢授業』を
提供するプログラムを運営しています。
『夢授業』とは、一般社会で楽しく、熱心に働く様々な職業に就く大人（職業人）たちが学校に集まり、
「仕事のやりがい」や「働くよろこび」について対話するプログラムです。
また、『夢授業』開催にあたり、より効果的な授業となるよう、『夢授業』開催校の教諭を交えた研修会の実施をしています。
このすべての活動は、ボランティアで運営されています。
研究会の生い立ち
2013年、萩原小学校で卒業前の6年生に、中学入学に向けた単発授業として、
学校の先生たちと『夢授業』を企画しました。
『夢授業』実施後、子どもたちが喜び、学校からも意義のある授業だと好評で、学校長が翌年異動した
上津役小学校でも実施することになりました。
その後、評判が少しずつ広がり、他の学校からも依頼がくるようになりました。北九州に続き、趣旨に賛同した、田川、直方、鞍手、
中間、福岡、大分、東京の仲間たちが、各地域でキャリア教育研究会を立ち上げるにいたりました。
２０１３年の初めての開催から７年、２万人を超える子ども達と『夢授業』を通して出会うことができました。
初開催の時こんなにも多くの子どもたちへ夢授業を開催できるとは思っていませんでした。そしてかかわった職業人は千人を超えました。子どもたちに大きな感動をいただき、多くの大人たちが働くことの意義について再認識させられたのではないでしょうか。
これからも多くの『夢授業』を開催することで子どもたちの未来が変わり、社会が変わることを信じ仲間と進んでいきたいと思います。またこれから夢授業を通して全国の多くの仲間と出会えることも期待しています。
キャリア教育研究会 会長 木原大助
2020年キャリア教育アワード「奨励賞」受賞。
1000名超の職業人が子供達に自らの仕事を語る
唯一無二の取り組み
『夢授業』
地域と学校が一緒になって子供たちに職業を伝える
2020年6月9日発売 本体2,000円＋税
